元保護犬りゅうののんびり散歩とは?

元保護犬りゅうののんびり散歩にお越しいただきありがとうございます。
このブログでは、犬猫里親探しの会バトンタッチ様から保護犬を引き取り、里親になった飼い主と柴犬りゅうの日々の生活を綴っていきます。
日本においては、令和2年度で23000頭を超える動物が殺処分をされてしまいましたが、ピーク時の34万頭に比べると大幅に減ってきているのではないかと思います。
その背景には、動物保護団体が保護した動物を譲渡会で引き取って里親になるという連鎖が繰り返されて来たのがありましたが、殺処分をゼロにするのは現実的に考えて無理があるのではないかと考えておりました。

犬猫の生態販売、ブリーダーの多頭飼育崩壊、または様々な理由でペットを飼い続ける事が出来なくなった飼い主による遺棄などが、不幸な動物を生み出す要因になっていますが、人々が生きる上では必ず不測の事態が起こってしまうというのが現実なのではないかと思います。

殺処分が行われる動物たちがいる現状を知ってもらっても、その人たちの耳に届いていない事もあるでしょう。
そして、手を差し伸べるわけでもなく、SNSで可哀想、何とかして、と叫ぶのは違う。
多くの人が手を差し伸べて手を尽くしている現状で、それ以上を要求するのは本末転倒でしょう。

それは東日本大震災後に一時期動物救済団体で活動をしていた中で感じていた事でした。
飼い主に捨てられたのではなく、飼い主もその場で亡くなっているから、その要求に応えられず、活動の限界を感じたからこそ身を引かなければいけなかったのです。

人間と同じように心と命がある動物を捨てるのはよくはありませんし、動物愛護管理法でも定められている事ではございますが、それでも、殺処分ゼロにはまだまだ遠い数字であるのが現状です。

どうすれば動物の殺処分を減らす事が出来るのか?

実際に殺処分が行われている23000匹を23000人が引き取れば良いと考えれば簡単かもしれませんが、現実はそんなにうまくいきません。

私たちが動物を保護する活動をしたとしても、金銭面や拘束時間を考えると、さすがにそれは無理がありますし、例えやったとしても、それは長続きしないでしょう。

しかし、保護された動物を引き取って里親になった家庭がどのように動物に寄り添い触れ合っているのか?
それを知っていただく事で、一人でも多くの人に里親に引き取られた後の動物にも興味を持ってもらい、それをきっかけに不幸な未来が待ち受けていた動物たちを減らせるのではないかと考えました。

動物が新しい家族と幸せになって良かったと多くの人に感じて欲しいですし、その幸せが連鎖して欲しい。そんな思いを込めてこのブログを立ち上げました。

このブログでは、日々の生活の中での触れ合いを通じて、人の愛情を受ける事が出来ずに長年ケージの中で孤独に過ごしていた柴犬りゅうが、肌で四季の移り変わりを感じながら沢山の人々で賑わう外の世界を知り、のんびりと人に心を開いていく様子を日々綴ってまいります。

りゅうのプロフィール

名前 りゅうのすけ
呼び方 りゅう
犬種 柴犬
年齢 推定5歳
保護してくれた団体 犬猫里親探しの会バトンタッチ
保護された後の名前 コナン
保護された理由 ブリーダーの廃業
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